乳がんは本当は怖くない3つの話
最近では北斗晶や小林麻央さんで注目が集まっている乳がんの3つの話を医師の話を参考にしながらまとめたものを挙げます。
本当の話.1(イチ)
乳がんになる女性は、どのくらいなのか?
乳がんは女性のがんの中で一番多いもの。
統計では、日本人女性の12人に1人が乳がんを発症するそうです。
乳がんは早期の時期に発見することで適切な治療を受ければ9割以上が治りそうです。
効果の高い薬や抗がん剤がたくさん開発されており、乳がん手術の技術も進歩しているようなので、他のがんに比べて有効な治療が多いようです。
実際、女性のがんの中では乳がんはワースト1ですが、死亡率を見ると消化器系がんの方が高く、乳がんは早く見つかれば助かる確率の高い病気なのです。
本当の話.2(ニ)
乳がんになりやすいのはどんな人なのか?
家族歴のある方は、乳がんのリスクが高くなります。
初潮が早かった人、閉経が遅かった人、出産経験のない人は、一生涯で生理のある期間で女性ホルモンにさらされている期間が長くなることで、乳がんにかかりやすいと言われています。
でも、たくさん子どもを出産している人でも乳がんになる方はいますので一筋には言えません。
閉経後の肥満は良くないと言われています。
乳がんと言うのは、閉経を過ぎても、何歳になってもかかる可能性のある病気です。
今は高齢者の乳がんが増えており、その背景には、生活スタイルの欧米化や女性の社会進出、肥満、喫煙、ホルモン剤の長期使用などが関係しているそうです。
本当の話.3(サン)
自覚症状はないのか?
触ってもしこりが確認できない初期の段階では、ほとんど自覚症状はないそうです。
しこりが大きくなれば乳房に張りを感じることもありますが、生理の影響だと思って見過ごしてしまう人が多いようです。
小さなしこりだと痛みがないため、「しこりのようなものがあるけど、痛くないから大丈夫だろう」となりがちのようです。
「痛くない」「初期症状がない」というのは、乳がんの落とし穴ですね。
痛みがない、症状がない人でも、乳がん検診でがんが見つかることはよくあります。
乳がんは病気のサインがないからこそ、早期の段階で見つけていく必要です。
最後になりますがどの話でも定期的に乳がん検診を受け、早期に発見することを意識することが大切ですね。40歳からの定期健診には補助が出るようなので検診は受けましょう。